2月6日〜ドル円、ユーロドル相場分析「みなみ君の環境認識」

2月6日〜ドル円、ユーロドル相場分析「みなみ君の環境認識」 今週の為替相場

お疲れ様です。みなみです。私ごとで、今週末は出かけてます。いつもよりも、手抜き気味でご了承ください。

今週の主なファンダ要素をまとめると、、、

政策金利に関しては米国、ユーロともに予想通りの結果(米0.25%ユーロ0.5%の利上げ)。これは、以前から予想されてたことで、織り込み済みな感じでもありますね。想定外だったのは、米国雇用統計が大幅な上振れ、そしてISMも大幅に前回、そして一般の予想を上回った結果になりました。

また、ECB後ラガルド総裁の発言では、ユーロ圏でインフレ懸念が深刻化してきて、3月以降利上げ停止が行われる事を示唆してきました。

今週は、ほんとに沢山の指標が続いた1週間でしたね。上下に振られて、トレードが難しかったのではないでしょうか。

来週はこれといった大きな指標はありません。しかし、来週以降に向けて、とりあえずの方向感が出たのかもしれませんね。

今週の注目材料

7日

  • 12:30 🇦🇺 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表

10日

  • 16:00 🇬🇧 10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)
  • 22:30 🇨🇦 1月失業率
  • 22:30 🇨🇦 1月新規雇用者数

ドル円(USD/JPY)

USD/JPY 4時間(日足)
USD/JPY 4時間(日足)

ドル円4時間(日足)です。

水曜深夜のFOMC、その後の木曜とレンジを下抜けするも踏みとどまり、金曜日の雇用統計で、今度はレンジを上にブレイク、131円台をキープしたまま週を終えています。日足も上ヒゲ少しの大陽線で確定してますね。

来週ですが、レンジ上抜け、日足も大陽線ということで上目線。買いを狙っていきたいと思います。ただ、レンジやトレンドラインを上にブレイクしただけで、長期足の戻り高値を抜けた訳でもありません。ダウ的には転換した訳ではないです。

長期足は下目線、中短期はレンジ→上抜け

といったところでしょうか。

一つ上のボックスと考えるなら、狙いは132.8辺り。大きく見るなら134.7円辺りが目標です。

USD/JPY 15分足(1時間)
USD/JPY 15分足(1時間)

問題は、どこで買って行くかですよね?

候補①130.6円 レンジの上限でレジサポ狙い。オーソドックスが一番だと思うのですが、これだと約3円の上昇に対して押しが少ない気もするんですよね。

候補②130円、下降トレンドライン上弦付近。過去に何度も小さなレンジを作ってるポイント。青の上昇トレンドラインを延長すると良い感じかな?っと期待してみたり。

なんども言いますが、まだトレンド転換ではありません。あくまで、上に勢いがある⇨短期的に上狙いなだけです。後に話すユーロドルがサポートで粘る可能性もあるので、深い押しの場合もあるかもしれません。逆にあっさり抜けるなら、押し無いのかもね。

ユーロ/ドル(EUR/USD)

EUR/USD4時間(日足)
EUR/USD4時間(日足)

ユーロドル4時間足です(日足)。

水曜日のFOMCでは、一旦は1.1の大台に乗せてきました。しかし、翌日のECB〜ラガルド総裁の発言を受けて、大きく売られてます。さらに米国雇用統計の上振れから下落、日足は上ヒゲの大陰線で確定しました。

ここまで、押し目らしい押し目なく上昇してきたユーロですが、ここで一度押し目を作るのではないでしょうか。下ヒゲがほとんど無い事、ファンダ的にも売られやすい事からも、一旦はユーロは下目線で考えてます。

しかし、ダウ理論的に押し安値を割って来てない事から、月曜日の動き次第では1.08付近の攻防もありえるかと。

EUR/USD 15分足(1時間)
EUR/USD 15分足(1時間)

ユーロドル15分足(1時間)です。

下落の流れそのままに、1週間を終えた感じですね。まだ流れが止まった感じがしないので、来週もこの流れで行きそうに見えます。

月曜日は、まずは売り場探しですが、1.08付近の抵抗(オレンジライン)が直近安値のレンジを形成したポイント。ここを明確に下抜け、その後の戻り売りを狙いたいところ。

一旦、上に振ってくるなら、レンジ(緑ボックス)下限のレジサポを予定。勢い次第ですが、、、。

今日は一身上の都合でチャートで触れませんでしたが、今週の指標でダウは意外なほど動かず、底堅い動きを見せています。ゴールドは大きく下げて1865付近。木曜、金曜の2日で100$の下げ!やっぱりボラの大きさが違うわー。

ダウが落ちないのは、腑に落ちませんが、ゴールドの下げを見る限り、来週はドル高目線になるのかなっと思ってます。