2月13日〜ドル円、ユーロドル相場分析「みなみ君の環境認識」

2月13日〜ドル円、ユーロドル相場分析「みなみ君の環境認識」 今週の為替相場

お疲れ様です。みなみです。

今週は特に大きな経済指標の発表はありませんでしたが、金曜日に日銀時期総裁についての動きはありましたね。

これまでは、雨宮副総裁が濃厚との見方が強かったように見えたのですが、ここにきて植田元審議委員を起用というニュースが入ってます。どちらにしろハト派に見て、円売り加速と予想してましたが、逆に円買いに動きましたね!

来週の大きな経済指標はCPI。昨今の相場は、円の乱高下に振られる印象が強いです。CPIでどう動くのか注目ですね。

今週の注目材料

14日

  • 8:50 🇯🇵 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
  • 19:00 🇪🇺 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
  • 22:30 🇺🇸 1月消費者物価指数(CPI)

15日

  • 22:30 🇺🇸 1月小売売上高

DXY,ダウ,ゴールド|為替を取り巻く環境認識

ドルインデックス(DXY)

DXY 4時間
DXY 4時間

DXY4時間足に日足を重ねてます。

ここ最近はずっと200EMAに抑えられてたわけですが、ここにきて移動平均線を上抜け。移動平均線にサポートされる形で小さなレンジを形成しています。

最近のドルは売られやすい環境が続いてますが、先週末、そして今週と買いが入り始めた印象です。木曜日、金曜日と売りが入るもしっかり買い戻されてます。

しかし、現在は小さなレンジの高値付近。今すぐ買って行くのは厳しいかな。火曜日にはCPIも予定されてます。結果次第では、再びドル売りの流れもあるかもしれません。

ダウCFD(DJI)

ダウCFD 4時間(日足)
ダウCFD 4時間(日足)

ニューヨークダウ4時間足(日足)です。

ダウですが、最近はほとんど動きがありませんね。今週も33400〜34300のレンジになっています。もっと大きく見れば、11月半ばから32480~34300(オレンジライン)のレンジ相場になっています。

上に抜ける力はありそうにも見えますが、今はあまり動かないでしょうね。米金利の利止め、そして利下げ期待があっての底堅さもあると思います。直近ではCPI、3月にはFOMCも控えてる事ですし、あせって買う時期でもないのかと。

ゴールド(XAU/USD)

XAU/USD 4時間
XAU/USD 4時間

ゴールドの4時間足(日足)。

11月初旬からの上昇トレンドラインの下限を下に抜けつつあります。1860~1880のレンジと見るなら、現在はレンジ下限の攻防戦。いずれにしても下限で揉み合ってる状況です。

金曜日、円高からのドル買いでしたが、ゴールドは下に抜けてきませんでしたね。ヒゲが上下に伸びて、日足はコマになっています。

青ラインやトレンドラインが意識されるなら、戻り売り狙い。1853~1860あたりで、サポートがはっきりしてくるなら、買いで勝負。抜けたら即撤退といった感じで考えてます。でもCPIまでの短期トレード。

ドル円(USD/JPY)

USD/JPY 4時間(日足)
USD/JPY 4時間(日足)

ドル円の4時間足に日足を重ねてます。

ドル円は先週の金曜、そして今週月曜日に132.8まで上げましたが、133円を超えれず下落。130.5~.6でレジサポになっています。今週、金曜日に時期日銀総裁のニュースで下を試す動きもありましたが、それを全戻しと下値も硬い印象。

先月半ば頃から、ドル円は小さなレンジ→上抜けでまた小さなレンジといった動きが多いです。下降トレンドを上抜けたこともあり、200日移動平均線は横ばい、そして上に抜けれるかどうかといったとこでしょうか。

ドル買い目線で考えてますが、直近の相場は円に振り回される感が強いです。ドル買いでも、円買いもかさなるとレンジなので、方向感が出にくい環境ですね。

ファンダ的には雨宮氏ほど言われてませんが、新総裁植田氏はハト派より、つまり緩和継続と思われます。中長期的には来週火曜のCPI、そして3月のFOMCで流れが出てくるのではないでしょうか。

USD/JPY 15分(1時間)
USD/JPY 15分(1時間)

ドル円の15分足(1時間足)です。

火曜のCPIまでは動きがなさそうですが、個人的にはドル高目線です。

しかし、今は緑ボックスのレンジ高値圏。レンジを想定なら売ってもいい場面。ドルと相関性の高いゴールドも底堅くなってきています。後述するユーロも地味に耐えそうです。月曜開幕次第ですが、上値の重さが出てきたら、短期ショートはありかな?

でも直近の下ヒゲ買い戻しを見ると、上昇圧力が強いのかなと。

安全に行くならレンジブレイクを待つべき。でも、最近はブレイク→全戻しからの反転多いよね?

ユーロ/ドル(EUR/USD)

EUR/USD 4時間(日足)
EUR/USD 4時間(日足)

ユーロドル4時間足(日足)です。

先週から大きく売られたユーロですが、今週は下を1.067で反発したものの、上値を200日移動平均と1.08でサポレジになって再び落とされています。

現在は、1.07後半でなんとか陽線をつけて週を終えました。

このポイントは、一度は押し返したこと。何度か下ヒゲを付けてること。日足レベルのトレンドラインのセンター付近。以前上値をレジスタンスされてたところ。ドルもレンジの上限付近。

一時的には、サポートされる根拠はありそうですね。

指標次第ですが、ドル高で来るなら下抜けて、1.05あたりまで目指してくるのではないでしょうか。

EUR/USD 15分(1時間足)
EUR/USD 15分(1時間足)

ユーロドル15分足(1時間足)です。

何度も言ってますが、火曜はCPIです。それまでは大きく動くことはなさそうなので、この辺りでレンジになるのではないでしょうか。

指標はどっちこっち分かりませんが、仮にドル売りであれば1.08を超えるかどうか。超えてくるのであれば、押し目買い狙い。1.08までで、下落するなら方向感なしのレンジかもしれません。ドル高でくるなら、素直に戻り売りです。