お疲れ様です。みなみです。
今週は、あまり方向感のない値動きの1週間となりましたね。ドル円やユーロドルに関しては、ですが、、、。
一方で、株価の上昇にともないAUD (豪ドル)は強かったですね。
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常に豪ドルは単独首位といった感じで推移していました。上記、通貨強弱チャートの通り、豪ドル以外は、ほぼ横並びです。そりゃ方向感ないですね。
また、日経やダウが強いこともあり、ドルや円も売りが入りやすい環境でした。
さて、来週ですが、早いものでもう2月ですね。
来週は月初なので、重要指標盛りだくさんです。週前半は、各国のGDPにはじまり、水曜日は米国ADP雇用。深夜にはFOMC。そしてパウエル議長の発言があります。
米国の利上げが予想通り0.25になるのか?そして利上げの目処はどうなるのか?要注目ですね。
そして、週末にかけて欧州の政策金利の発表や要人発言が予定されています。
31日
- 18:00 🇩🇪 10-12月期国内総生産(GDP、速報値)
- 19:00 🇪🇺 10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)
- 22:30 🇺🇸 10-12月期四半期雇用コスト指数
- 22:30 🇨🇦 11月月次国内総生産(GDP)
2月1日
- 19:00 🇪🇺 1月消費者物価指数(HICP、速報値)
- 22:15 🇺🇸 1月ADP雇用統計(前月比)
- 24:00 🇺🇸 1月ISM製造業景況指数
- 28:00 🇺🇸 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
- 28:30 🇺🇸 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
2日
- 21:00 🇬🇧 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
- 21:00 🇬🇧 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
- 22:15 🇪🇺 欧州中央銀行(ECB)政策金利
- 22:45 🇪🇺 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
3日
- 22:30 🇺🇸 1月平均時給
- 22:30 🇺🇸 1月失業率
- 22:30 🇺🇸 1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
- 24:00 🇺🇸 1月ISM非製造業景況指数(総合)
DXY、ダウCFD、ゴールドの相場環境
まずは、いつものようにドルインデックスや株、ゴールドから見ていきましょう。特に株は今週強かったです。ゴールドも底堅く推移しています。
今月も終わりということで、そして重要指標前で方向感を整理しておく為にも、日足から見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)


ドルインデックスは日足でも押し安値(オレンジライン)を割り込み、下落トレンドが継続しています。
今週は、大きな動きはなく、安値を青ライン(右画像DXY4時間足)で支えられ揉み合い相場です。週足の安値が揃ってきてるので、一旦は下落の流れは弱まって来ているとも見れます。
来週はFOMCなど重要な指標があるので、それまでは大きな流れはでないかもしれませんね。
FOMC以降、下に抜けて来る様なら、再び大きな下落トレンドの継続を期待したいと思います。
ダウ(Wall Street CFD)


今週は、特にダウが強い1週間でしたね。
1週間を通して見ても、日足で陰線をつけたのは水曜日(画像右 4時間足に日足を重ねてます)だけ。それも、下ヒゲの長い陰線で終わってます。
まぁ強いといっても、日足で見ればレンジ内の動きです。ダウは上値34306~安値32480のレンジが継続中。
安値切り上げで底堅い動きになってることからも、高値を更新して来る可能性は十分にあるのかなと思ってます。FOMC以降の動きでは買いを狙っていきたいですね。
ゴールド(XAU/USD)


ゴールドは強い上昇トレンドを形成しています。今週は目立った動きがなく、高値1949~安値1916の30ドル幅の小さなレンジ。いったんは調整の動き。安値が下ヒゲで揃っていることから、1916辺り(画像右の青ライン)は4時間チャートでは比較的硬いサポートに見えます。FOMCまではレンジ内の動きに留まりそうですね。
ゴールドは1615の安値から、大きな押し目を作ることなく上昇してきました。仮に指標で下抜けした場合は、それなりの大きな押し目を作りにくるかもしれませんね。というか、上抜けすると2000まで壁らしい壁が無いんですよ。この強さで一気に上昇はあるのかな?
ドル/円(USD/JPY)来週の相場


ドル円の日足(週足)にフィボを当ててみました。起点は2022の3月、113.7辺りから最高値151.94までです。現在は、61.8%下げあたりで揉み合いになっています。
日足では下降トレンドにチャネルが引けますね。4時間足では、青ラインで安値を切り上げできてましたが、今週は129.5~130.6、約1円幅のレンジとあまり動きがありませんでした。
結局のとこ、前にも言ったように水曜日のFOMCまでは大きな動きは出にくい状況かと思います。水曜日までのトレード方針は、オーソドックスにレンジ上限から売り、下限から買いを狙うしかないのかなーっと。
株価やゴールドの底堅い動きから見ても、ドルの上値は重い感じがします。しかし、今週はドル売り目線でしたが、下も固く抜けませんでしたね。見方によったら、アセンディングトライアングル?三角持ち合い?にもなってきました。来週の指標で大きく動く前触れかもしれませんね。
ユーロ/ドル(EUR/USD)来週の相場


上記、左画像はユーロドルの日足(週足)、右は4時間足(日足)です。
フィボナッチは2021年1月の高値(1.235)から、2022年9月末の安値(0.9536)で引いてます。現在は約50%戻しと言ったところ。深い押しと見るなら、良い感じの押し目。今週、4時間足では青ボックスでレンジを形成中。上の1.0938のオレンジラインは以前、日足でレジサポになったラインでもあり、フィボ50%とも重なってきます。ユーロは、この辺りで上が硬くなりそうです。
ある程度の深い押しが入っても不思議じゃないですが、ここまでのユーロの上昇は強いですね。短期的に下に抜けたとしても、すぐにショート目線も難しいです。一時的に下に来たとしても、ユーロは拾われるのではないでしょうか。
ファンダ的にもユーロは景気後退不安があり昨年は弱い状況が続いていました。年が変わって、予想より景気後退懸念が薄れ、0.5%の利上げが継続されていきそうです。
一方、米国は来週のFOMCでの利上げは0.25%が予想されています。利上げ打ち止めは明言されていませんが、そう遠くないうちに発表されるのではないでしょうか。どこまで相場が織り込み済みなのか次第ですが、、、。
来週は、FOMCそしてECB、BOEと続きます。相場が大きく動きそうですね。