お疲れ様です。みなみです。
今週は指標づくしの1週間でしたね。急に円が最強になたり、ドルが強くなったり、BOEやECBを挟んでユーロも強いときた。トレードが難しい1週間だったと思います。
ドルに関しては、FOMCで政策金利は、0.5%の利上げと緩和してきましたが、ターミナルレート(政策金利最終到達目標)を5%に引き上げと発表。
これを受けて、利上げが長引くことによるリセッション(景気後退)懸念から、株価は上値が重い展開となりました。
ユーロですが、ECBも0.5%の利上げと、利上げ幅縮小を行なっています。しかし、ラガルド総裁の発言もタカ派色が強い内容だったことで、一時的には強いユーロ買いの展開。その後ドル高の影響もあり、結果的には『ECB→ラガルド総裁発言』の日は全戻しとなり、日足は陰線で確定しています。
19日
- 🇯🇵 日銀・金融政策決定会合(1日目)
20日
- 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
- 15:30 🇯🇵 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
- 22:30 🇺🇸 11月住宅着工件数
- 24:00 🇪🇺 12月消費者信頼感(速報値)
21日
- 22:30 🇺🇸 7-9月期四半期経常収支
- 24:00 🇺🇸 11月中古住宅販売件数
22日
- 16:00 🇬🇧 7-9月期四半期国内総生産(GDP、改定値)
- 22:30 🇺🇸 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
- 24:00 🇺🇸 11月景気先行指標総合指数(前月比)
23日
- 08:30 🇯🇵 11月全国消費者物価指数(CPI)
- 08:50 🇯🇵 日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 22:30 🇺🇸 11月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)
- 22:30 🇨🇦 10月月次国内総生産(GDP)
- 24:00 🇺🇸 11月新築住宅販売件数
ドル円(USD\JPY)ユーロドル(EUR\USD)を取り巻く環境認識
ドルインデックス

ドルインデックスの4時間足に日足を重ねてます。
11月初旬から続くドル安ですが、水曜深夜のFOMC以降強さが戻って来ました。木曜、金曜の日足は陽線で確定しています。金曜日に至っては、上ヒゲなしの陽線ですね。下げ止まり感が出て来た感じ。週後半はドルが強い状態で引けているので、来週月曜からもドル買いを期待していこうと思います。
ただし、チャートは未だ下降トレンドです。高値も抜けていません。一旦は、黄色ボックス上限が目標ですが、長期トレンド的には、下目線も居るはずです。揉み合いながら黄色ボックス上限を目指すというシナリオで考えてます。
そして来週末からは、クリスマス休暇の年末相場ですね。最近は、閑散期も動くので注意していきましょう。
ダウ CFD

ダウ4時間足、日足を重ねてみました。
株価は、週後半のドル高、ユーロ高で落とされてしまいました。先週お伝えした青ラインで、本当に少しだけ抵抗しましたが、抜かれてしまいましたね。
日足の実態で抜けてきてるので、上目線は難しくなってきました。
しかし、長期下降トレンドを上抜けしてることからも、一直線に落ちるかと言うと、そうでも無いと見ています。一度は戻りがはいる、もしくは、このあたりで揉み合いながら下落。いずれも下目線です。
ゴールド(XAU/USD)

ゴールド/ドル(XAU/USD) 4時間、日足を重ねてます。
ドル高で動いた週後半ですが、ゴールドは思ったほど落とされていません。先週からの青ボックスの中の動きで収まってます。チャート的にも、強い上昇が一旦止まっただけと言った感じ。現状では、まだ崩れてないですね。
しかし、このままドルが買われるのであれば、ゴールドも時間の問題なのかなっと。いずれボックスを下抜ける日も遠く無いと思います。
下を目指すのであれば、とりあえずは直近で下値を固めた1773.8辺りを抜けるかどうか。とりあえずこの辺りを目標にして、どこでショートを狙うかです。
狙い目としては1800、もしくはボックス上限付近、この辺りのプライスアクションでショート狙いかな。
今の価格帯は、ボックスの中央付近です。どっちに行っても不思議じゃないところ。売るなら、できるだけ上に引きつけてから。もしくは下に抜けてからが無難ですよ。
ドル円(USD/JPY)環境認識

ドル/円の日足です。週足を重ねてみました。
フィボナッチは113.4円あたりから。最近のドルは売られてましたが、長期で見ると現在値は、まだ50%戻しまできてませんね。
先週、今週のレンジで一旦下落の流れは止められた感じがでてきました。今週は指標続きで、上下どちらかに抜ける動きが出ると思ってたのですが、意外とレンジに終わりましたね。
CPI、FOMC後の来週は、どちらかに抜ける動きに期待していこうと思います。個人的にはドルはまだ上だと思ってるので、上抜け期待ですが、、、。

ドル/円の1時間足です。日足を重ねてみました。
上値を138円で抑えられたレンジ相場になっています。下値はまだ明確な固いサポートと呼べるものは、はっきり見えません。
ロング狙いなら、候補①前回反転した136円付近(中央の青ライン)、ここで上に行ってくれればヘッドアンドショルダーに見える?
候補②の134.5(下の青ライン)は最終防衛ライン。抜ければ一旦様子見。
ショートはレジサポになってる138円に引きつけて。真上にストップ置けること、簡単には抜けそうにないこと。短期的には狙い目。ただし、すでに3回反発してるので、そろそろ抜かれても良い頃合い。
補足として、直近の流れ的にはユーロも強いので、すんなりと上に行けるかは分かりません。しばらくは、この辺りで揉み合いも想定の範囲内。さらに来週は日本の指標があります。先日の岸田さんの発言もあるので、円売り加速とは言い切れないとこです。
ユーロ/ドル(EUR/USD)環境認識

ユーロ/ドルの日足に週足を重ねてます。
日足は、長い下落からの反転、強い上昇トレンドが出てますね。長期のフィボナッチ的には半値戻し辺りでしょうか。
今週の週足は上ヒゲの長い陽線で確定。日足を見て分かる通り、週前半は強い上昇で、日足の抵抗(1.06のオレンジライン)を一度は上抜けしましたが、後半戦で全戻し、再び割り込む結果になっています。
ユーロもECBの結果を受けて、強い状況ですが、同じようにドルも強い。つまりドル高、ユーロ高になった為、動きが読み辛い状況です。

ユーロ/ドル1時間足に日足を重ねてます。
先週まで見ていた黄色ボックスを上抜けしてきましたね。最近のユーロは強かったのですが、ここにきてドルが強くなってきました。
トレンド的にはまだ崩れてませんが、短期足では高値、安値を切り下げて来ています。またECBの利上げで一度上を試して、結果的には全戻しです。
現在、青ラインで止まってますが、抜けて来るようなら一旦は、黄色ボックス下限を目指してくるのかなっと思ってます。
ドル買い、ユーロ買いが続くなら、チャート的には動きがあまり出ないかもしれませんね。そしてトレードも難しいです。無理にユーロを狙うのではなく、ドルストレート狙いならポンドやオージーを見てみるのも良いかもしれません。