おつかれさまです。みなみです。もう12月ですね。
一言で言えば、ドル売りが目立った1週間でした。ドル円は上下で約6円幅です。
今週の振り返りですが、11月30日深夜(12月1日)のパウエル議長の発言で、12月のFOMCで利上げ緩和を示唆する発言がでてきました。
これを受けてドル円は大幅に下落。その流れのまま、金曜日の雇用統計を迎えます。
雇用統計は、非農業部門の就業者数は前月比26万3000人増。市場予測(20万人増)を大幅に上回ったものの、上方修正された10月の28万4000人増から鈍化。失業率は3・7%と10月(3・7%)と変わらず。
結果は悪く無い。むしろ良かったんですよね。
しかし、134円から一時136円まで打ち上げるが、土曜の朝までに134円前半まで戻す展開になっています。
FOMCが12月14日28時です。来週はその1週前。
ドル安を見て行きたいとこですが、12月ということもあって、ポジション調整も入るかもしれませんね。想定外の動きも多そうです。
- 12月5日
- 24:00 🇺🇸米国 11月ISM非製造業景況指数(総合)
- 12月6日
- 22:30 🇺🇸米国 10月貿易収支
- 12月7日
- 19:00
ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)(前年比)
- 12月8日
- 08:50 🇯🇵日本 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
- 12月9日
- 22:30 🇺🇸米国 11月卸売物価指数(PPI)
ドル円(USD\JPY)ユーロドル(EUR\USD)を取り巻く環境認識
ドルインデックス

ドルインデックスの4時間足です。
先週までの青ボックスのレンジを下抜けして来ました。形状的には、上抜け失敗で下落といった感じでしょうか?押し目買いがダマシになった感じ?
水曜日深夜のパウエル議長発言以降、大きなドル売り相場になっています。
12月の利上げ緩和が現実味を帯びたことで、しばらくはドルが弱い環境が続くかもしれませんね。

ドルインデックス1時間足です。
1時間足で見ると、ドルの急落は凄まじいですね。金曜日の雇用統計で、青ボックスのレンジ下限まで上げたものの、ほぼ全戻しになって週をおえました。
来週以降もドルが売られる展開になっていきそうです。狙いとしては戻り売りが基本ですが、月曜日から下に抜けても不思議じゃなさそう。そのくらいの勢いに見えます。
ダウCFD

米株は日足の抵抗付近での攻防戦。高安を切り上げてきてます。
現状では売りは狙えない雰囲気。
昨今のドル安からの株高です。雇用統計で一時的に下を試すも、全戻ししています。底堅いですね。
買っていくなら青ボックス下限、もしくは雇用統計でつけた安値付近まで引き付けたいですが、このまま上もあるかもしれません。
XAU/USD

ゴールドの4時間足です。
ドル売りの流れをうけて、強い上昇トレンドが継続中。買いを狙いたい状況ですが、1802〜1807の青ラインは日足の戻り高値です。一旦は調整があるかもしれません。
しかし、雇用統計で落とされたときの戻しの速さを考えても、上に行く強さは十分にありそうです。

ゴールドの1時間足です。
オレンジラインから一直線に日足の高値まで上昇。ゴールドらしい爆上げですね。雇用統計で売られるも、青ボックス上限で反発。全戻しになっています。
下を試して全戻しなら、上だと思うのですが、真上が日足の抵抗ですからね、素直に抜けるかどうか、、、。しかし、昨今の強い上昇の流れドル売りの現状では、今すぐショートも無いかなと思ってます。

ロングを狙うなら下の硬さを確かめて入りたいところ。
短期勝負なら、15分足でサポートされそうな1795辺り(点線)でしょうか?ただし、すぐ1802が抵抗です。抜けるかは微妙なところ。よくも悪くもドル次第です。短期勝負なので、上の重さが目立ったら撤退で!下に割って再び青ボックスに入って来るようなら静観です。
安全策なら上抜け確定を待って押し目買いでも良いかもしれません。上昇の流れは強いけど、上が硬いもどかしい局面。目線は上だけど、調整レンジも想定の範囲です。
ドル円(USD/JPY)環境認識

ドル円の日足です。週足を重ねてます。フィボナッチは114円から引いてみました。懐かしいですね。そんな価格帯だったのは、今年の3月です。
でも、もっとすごいのは、今年の3月から約40円あげて、20円下げてきたこと!ドル円ってそんなボラある通貨でしたっけ?
現状、ドル円はフィボ的には50%戻しのところです。しかし、週足は大陰線。下ヒゲもそんなに長くはありません。日足で見ても、すべて陰線で週を終えました。
今週は本当にドルが弱かった事が分かります。

ドル円4時間足です。
青ボックスを綺麗に下抜けて大きく下落しています。テクニカル的に見ればガチガチの下降トレンド。ですが、上昇波の起点130円のオレンジラインがすぐ下に近づいてますね。といってもまだ4円ほどありますが。
来週下抜けして行くなら、目標はこのオレンジライン130.4か、手前の青ライン131.7辺りでしょうか。
以前は、130円〜133円付近でスイング用にロングを拾いたいと、どこかで呟いてたんですが、、、。この下落の勢いを見ると静観ですね。もっとレンジを作って横の調整が長くなれば、検討しようかな。12月ですしね。長期スパンのポジションを持つには、ちょっとリスク高い気がします。

ドル円1時間足です。
今週は短期足トレンドを赤ラインで見ていました(気になる人は先週の記事見てね)。安値更新してきたので、青のトレンドラインに引き直してます。
始点は146.6辺り、大きな下落の始まりです。もう一点をパウエル議長発言のときの上ヒゲ先にしています。

現状の相場は、ドル売り株買いの流れが強いです。しかし、ダウも日足の抵抗で戦っているところ。ゴールドも天井が硬いです。一旦はドル円も買い戻しが入ってもいい状況。
狙い所は、青のトレンドラインと青ボックスの下限、クロス点付近に引き付けたいと思ってます。チャート次第では、赤トレンドラインでジャブ打ってくのもありか?
そのまま下抜けの場合は、しかたないですね。戻り売りを待ちましょう。
ユーロドル(EUR/USD)環境認識

ユーロドルの日足です。月も変わった事ですし、今回は週足を重ねてみました。
週足は、ほぼヒゲのない陽線で確定。表示してませんが、月足も大陽線ですね。
日足も、1.036(オレンジライン)の日足の抵抗を上抜けたとこ。レンジで足場を作っての上抜けで、底堅い印象です。良い感じの強いトレンドに見えますね。
しかし、すぐ上には1.06の抵抗が、、、。この辺りからは、前回もレンジを作ってた場所です。ちょっと上値が重たくなって来そうな予感。
いずれにしても、来週もドル売りの流れ予想。目線は上です。

ユーロドル4時間足です。
青ボックスを上抜け、雇用統計で下に振ってますが全戻しです。ユーロは底硬いですね。
しかし、ファンダメンタル的にはユーロは特別強いわけではないです。もしかすると再度調整の動きが出てくるかもしれません。
下に振ってくるなら、雇用統計でつけた安値〜1.036(オレンジライン)、1.03(短期押し安値)辺りが目処。支られるのをまって拾っていくチャンスになりそうです。さらに深く割り込んで来るようなら即撤退、様子見がいいかもしれません。

ユーロドル1時間足です。
金曜日は、1.054付近で頭を抑えられてる形。しっかりボックスを上抜けし、雇用統計の全戻しから、底堅い動きのユーロです。どこかで買いを狙って行きたいところ。ショートは今のところ考えていません。
超短期勝負で拾うなら、1.05付近で直近は買い支えられていますね。プライスアクション次第で勝負も面白そうです。
しかし、昨今の上昇がドル安故のユーロ買いなのを見ると、伸びるかはドル次第な感じです。少し様子見も正解かもしれません。ドル安からドルストレートは上目線ですが、ユーロでロングより、今は円の強さを見てドル円ショートの方が伸びる印象です。
トレードは自己判断でお願いします!如何なる損失も当方は一切の責任を負いません。