今週(10/31〜)の個人的環境認識していきます。ご参考になれば幸いです。
先週前半は、ドル売り相場でした。月曜日〜木曜日で、149円前半から145円まで、約4円下落しましたね。しかし、木曜午後からの反発で147円後半で終わっています。
それにともないユーロドルも、一時はパリティ突破するも終わってみれば0.9965付近まで落とされてきたところです。
ドル/円(USD/JPY)ユーロ/ドル(EUR/USD)金利や株式から考察

先週のSP500株価は、ドル売りの影響もあり前半は大きく上昇しました。
特に金曜日はアップルをはじめとする米国主要企業の決算もあり急上昇しています。
一旦はレジスタンスされた形で週を終えましたが、上昇の勢いは強そうですね。ここを抜けていけば、株買いドル売りの流れが来るかもしれません。
しかし、一旦は利確ポイントでもありますね。長期的には、まだ下降トレンドの中ですが、高値更新もあるかもしれません。

ドル高の要因に金利上昇がありますが、12月の利上げ緩和を示唆する記事から下落傾向にあります。
一時は4%を割り、3.9%台をつけています。このまま下落が続けばドル売りの流れになりそうです。
今週のFOMCは0.75%の利上げ濃厚です。織り込み済みの動きと思いますが、乱高下には注意しておきましょう。

DXYですが、ボックスレンジを下抜けし、一旦は反発したところで週を終えました。大きな下落からの半値戻しといった感じでしょうか。
オレンジボックスの上限付近で、上ヒゲ3本長めにつけて上値も重そうな印象です。戻り売りを狙いたいところですが、水曜日にはFOMC、金曜は雇用統計を控えています。水曜日まではボックスあたりでレンジかもしれませんね。
ドル/円(USD/JPY)

ドル円の週足から見ていきましょう。
先週、先々週と2週続けて陰線がでました。上ヒゲが長いことからも、150円付近の上値は重いようですね。下ヒゲも長いですけどね、、、。
132円からの上昇でようやく押し目らしい下落を見せてみています。半値程度戻すのであれば、140円台前半は見えてきます。

4時間足では、週初めのドル売りで高安値を切り下げて来ましたが、週末にかけて買い戻した形です。
ドルは上値が重たくなってきましたが、未だ円が強くなる根拠もとくにありませんしね。為替介入するけど、日銀も緩和継続と言ってるので、、、

1時間足でみてみると、ドルの買い戻しは147.800付近のレジサポで止められてます。大きく見ると、オレンジボックスですが、147.8の緑ライン下の攻防で推移しています。
今週の予想ですが、現在価格からは、押し目買い、戻り売りともにありえるところです。そして今週はイベントが多数あります。少なくとも水曜日のFOMCまでは、オレンジボックス中断の緑ライン付近でレンジになるのではないでしょうか。
ユーロ/ドル(EUR/USD)

ユーロドルは今年になってから、綺麗な下降トレンドで下落してきましたが、ここにきてトレンドを抜けそうな動きをしてきました。
ヒゲで大きく戻されたため、判断が難しいところですね。

4時間足では一度0.9996のラインを上抜けしています。しかしほぼ全戻しで、終わりました。ユーロドル円同様も上値が重そうですね。下落のトレンドも綺麗に切り下がってますが、短期上昇トレンドの下限も綺麗に切り上げています。
ほぼ全戻しなので、ちょっと買いずらい場面ですが、買いを狙うなら上昇トレンドライン(オレンジ)か、0.987の水平線まで引きつけてと考えてます。

ユーロドルの1時間です。オレンジのボックスの推移と考えていますが、金曜日の終盤戦は0.995付近で頭を抑えられた感じです。このラインは短期的には意識されたライン。水平線のプライスアクションでショートを狙ってみるのもいいかもしれません。
いずれにしても今週は、水曜日のFOMCに金曜日の雇用統計とイベントがあります。週前半はあまり動かないかもしれませんね。様子見から入るが吉です。