お疲れ様です。みなみです。
新年始まって、最初の1週間でしたが、いかがでしたでしょうか?
今週は重要指標も多く、上下に激しく動いてましたね。特にドルは、前半は強い流れがありましたが、金曜日の雇用統計では大きく売りが入ってます。
ショートポイントになった、134.5は先週の記事で話してたんですが、みなさん入りました?
雇用統計直前にこの価格帯だったこともあり、難しかったですよね。短期トレンドに対して、完全に逆張りですし、上昇の勢いも強かったのでスルーした方も多いんじゃないかな?
僕もここは、ビビったのでスルー。ってか重要指標前にポジションは持たないスタンスです。

さて、来週ですが大きな指標としては、下記の通りです。
米国の雇用は強いですが、賃金の下落もありインフレ鈍化が示唆されています。これを受けてFRBの発言、そしてCPIが注目ですね。
10日
- 18:30 🇺🇸 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
12日
- 22:30 🇺🇸 12月消費者物価指数(CPIコア指数)
13日
- 16:00 🇬🇧 11月月次国内総生産(GDP)
ドル円(USD\JPY)ユーロドル(EUR\USD)を取り巻く環境認識
DXY(ドルインデックス)

ドルインデクス4時間足に、日足を重ねてます。
ドルインデックスは緑ボックス内のレンジですね。ただ、昨年末までは高値切り下げの下降トレンドでしたが、年明け以降のドル高で、一旦は下落が止まった感じです。金曜日に大きく下げていますが。
来週以降ですが、一度は下を試しに来る動きがあるんじゃないかな。レンジ下限でサポートできるかどうか。ここに注目していこうと思います。
ダウ CFD
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米株(ダウ)4時間足に日足を重ねて表示してます。
ダウはレジスタンスになっていた、33450付近を日足の実態で抜いて来ました。年明けのドル買いにもあまり落とされてません。32833付近も強かったですしね。
このまま上を目指せそうな強さはありますが、ドルがまだ下に抜け切ってません。パウエル議長の発言次第な感じもあります。ただ、買いに勢いがあるので、来週以降も落ちたら拾うというスタンスですかね。
ゴールド(XAU/USD)


ゴールドは4時間足で上昇トレンドラインが引けますね。直近ではレンジのようにも見えましたが、年始の強いドル買いでも大きく売られることもなく上に抜けて来ました。
現在はトレンドラインの上限です。しかし、ゴールドの買いの強さを考えるならショートはちょっと入り辛いかな。ドル売りが続くならトレンドライン上抜けもある?
今のとこトレンドにしたがってロング目線です。
問題はどこで買うか?なんですよね。
ドル次第ですが、青ライン付近が候補①安値切り上げで来てることから、トレンドのセンターライン(青点線)候補②といった感じです。青ボックス下限まで来たらレンジを想定。
ドル円(USD/JPY)環境認識

ドル円の4時間足です(日足)。
日足の抵抗帯130.5は短期的には下に抜けし、そこから反転上昇しました。その後、下降トレンドの上限をヒゲで上抜けしましたが、金曜日の雇用統計で大きく下落しています。
下降トレンドを上に抜けた訳ではないので、目線は下ですが、130.5の日足の抵抗も抜けてないので日足や週足のような長期足的にはまだ上。このあたりは、ヒゲの考え方やラインの引き方で個人差がかなりありそうです。
実際、130.5付近は固そうですよね?微妙な時は、一旦は下げ止まりと考えて、134.5(青ライン)〜130.5(オレンジライン)のレンジ相場と見ましょう。
現在、132円付近。レンジの中値あたりですね。売るにも買うにも手が出し辛いところ。

ドル円1時間足に日足を重ねてます。
週明けから、ドルが上がってくるなら戻り売り狙い。候補①は前回、短期レンジを作った132.5付近。候補②キリ番でもあり、年末意識された133円(青ライン)。
131.7を割って下落するなら130.5まで引きつけて、反転のプライスアクション待ちですが、早々に下落するようなら、様子見です。
ユーロドル(EUR/USD)環境認識

ユーロドル4時間足に日足を重ねてます。
黄色のトレンドラインは、日足で引いたもの。4時間足ではトレンドラインのセンター付近(1.05)で反発して上昇しています。
ユーロは、年始のドル高で売られたものの、金曜日の指標で大きく上昇、ほぼ全戻し。日足は大陽線です。4時間足では、見方によってはダブルボトムとも言えそうですね。
高値圏での揉み合いですが、今のところ売りではなく、押し目買い狙いです。

ユーロドル1時間足です。
1時間足で見ると、金曜日の買いの強さがすごいですね。ほぼ直線!
押し目を作れば買いを狙いたいところ。ラインを引き忘れて恐縮ですが、候補としては緑ボックス下限1.057付近。金曜日の日足の半値にもなるので、月曜〜火曜に売りが入るなら狙えるかもしれません。
来週ですが、今週と違って重要指標は少なめです。しかし、火曜の夕方からパウエル議長発言、木曜日はCPIです。急激にドル高になる事もありえるので、トレードの際は注意しておきましょう。